なんかひとこと

日本人は、会話が成りたっていないし、漢字の意味もわからないし、現実が見えていない「温室」(仮想空間)暮らし。

ブログの要旨

【重要】結論:せねばならぬこと

資源の無駄遣いを抜本的にやめる (怖れず徹底的に) 人口を減らす (人類を減らす) 地球外移住を進める 以上がこのブログの最大の存在趣旨である。 これを誰もが理解し人類が悔い改めれば、私はようやくこの重荷から解放される。 石油はあと50年ほどで涸渇する。ほか...

2019-04-11

己を知らない人々 aka おとなの条件

とりわけ日本人というのは、社会に過度に適応させられています。
日本を含め中国文化圏の封建社会、儒教社会では、本質的に国家主義で、社会が優先です。
西洋でも中世は封建的で社会優先の社会だったので、いまでもその呪いを引きずっていますが。

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人格のほとんどは、生まれながらではなく、育ちによって形成されます。

例えば、執着心の強さには性差はほぼ関係なく、社会的に何が要求されるかによって執着心のあり方が変わるだけです。
男性の方が名誉欲が強いなどといわれるのも、いわゆる「男社会」だからでしょう。
日本は、女性が「外」に出て社会活動をすることが忌み嫌われる傾向の強い社会なので、言い換えれば、女性が社会的地位や名誉に執着する必要性は低いでしょう。同時に、男性に対して依存して生きていかねばならないので、そちらの方面での執着心が形成されがちです。男性に対する執着や、夫の稼ぎに対する執着が高まりがちです。

このように、人格の大部分は、生まれながらのものではなく、育ちによって、社会環境によって要求され、生きていくために適応させられたものです。

「男性脳」とか「女性脳」とかいうのもほぼ迷信で、
幼い頃から「女らしく」なったり「男らしく」なったりするのも、主に保護者からの影響です。保護者が「男らしくなれ」「女らしくなれ」と求めるから、そういう人に育ってしまうのです。

"The Gendered Brain by Gina Rippon review – demolition of a sexist myth" (The Guardian)

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日本人は「社会の歯車」になるように育てられ、「世のため他人のため」に生きることが道徳として奨励されます。
そうして、過激なまでに社会適応を要求されます。

学校でも、均質規格品の大量生産(モノカルチャー)が行われます。

社会優先の、言い方によっては「軍国教育」「兵隊の育成」が行われているといえます。経済戦争に勝つために「社会の歯車」を大量生産するのが、日本の学校教育です。
とりわけ戦後に「平等教育」といわれ、政府だけでなく日教組なども同じように推進してきましたが、「平等教育」も形式的平等、言い換えれば均質化教育です。形式的に、均質に、同じ待遇を施し、均一の価値観で評価しています。

学校に入る以前からもすでに、モノカルチャーです。
保護者による家庭教育でも多くは、社会の価値観に呪われています。
ましてや保育園などでは、みんな均質な待遇をし、日本社会に求められる人格に育てようとします。

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『ドラえもん』の登場人物も、アダルトサヴァイヴァー(アダルトチルドレン)だらけです。

剛田武(ジャイアン)は、貧困家庭で、余裕のない親にしつこく怒られ虐待されながら暮らしているので、その圧迫の行き先が同級生に向いてイジメとなるのです。

骨川スネ夫は、社会的地位のある富裕な家庭ですが、そのために、拝金的で、権威主義的な人格になってしまっています。

源しずかも、両親からプレッシャーを負って、社会的な「優等生」になろうとしているわけです。

野比のび太は、両親から「のびのび」と育てられているわけですが、
それはそれで、まるで「なにもしないをしている」プーさんのような禅問答みたいなことですが、両親から「のびのびと育つ」ことを要求されているので、やはり歪んだ人格にはなっているのです。
のび太は、努力をしないくせに、妬みや煩悩が強いのです。

そしてドラえもんはのび太に多数の「ひみつ道具」を提供しますが、
なぜ「未来デパート」にそんなに多数の「ひみつ道具」があるかといえばそれもやはり、
人にはそれだけ多数の煩悩があるからです。

『ドラえもん』の「夢」を賛美する日本人がほとんどで、実際にそうして『ドラえもん』を小学館やANBは売ってきたわけですが、
実際には「夢」というのは妄想であり、煩悩です。
それが、『ドラえもん』の本来の姿です。
しかし、そうした批判的観点をもたずに単なる娯楽として興じている人がほとんどですね。

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日本人は、幼いうちから価値観の偏った育ちを受け、
社会に過剰適応したまま「社会人」になります。

幼いうちは、ほとんどの人は、他人のことは見ても、己を知ろうとすることはありません。『ドラえもん』の登場人物でも、そうでしょう。
幼いうちは、イジメも多いし、虐待を受けても告発する人は少なく甘受する(せざるをえない)のがほとんどです。

それが、本来ならば、若いうちに何らかの挫折やきっかけがあって、己を知る、つまり自己洞察をする必要に迫られます。
自己洞察をしたところで大概は、己の人格が変わるわけではありません。
しかし、己の人格がどのようなものであるかを知ることで、自身ともうまく付き合って生きていけるようになるのです。

しかし、日本人は、社会の価値観が極端に偏っているうえに、それを当然のものと思い込まされて生きていかされます。
そうして、己の人格が日本社会によっていかに歪められているか、偏っているかを、多くの日本人は自覚しないまま歳をとります。

いい歳こいてもイジメが多いのが日本社会です。
階級差別社会で、とりわけ近代以降はなおさらに貧富で階級差別が行われ、拝金的な権威主義社会といえるでしょう。

他方で、何らかのきっかけで日本社会にうまく適応していけない事態が起こってくると、
俗に謂う「うつ病」のようないわゆる「精神疾患」にもなったりします。

また、幼いうちから、歪んだ社会に馴れることをずーっと要求されるので、
日本人の多くはそれがトラウマになっていて、
つまり日本人はPTSDです。

国家主義で、歪んだ社会の価値観からこぼれおちると生きていけなくなります。
それもあって、韓国も日本も、自死率が大変に高い国です。

当人でさえも「自分は(人は)こうあるべきだ」という価値観に呪われてしまっているし、
医師なども、クライアントのほうを社会に適応させようとしたがります。
これでは高確率で、いいことはありません。

日本が病んでいるのです。

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自己洞察をしても、人格を変えられるわけではありません。

世間では例えば「ゲイセラピー」などというものもありますが、「ゲイでなくする」というのはほぼ不可能で、間違いです。
本当に必要なのは自己洞察で、それは、ゲイであれヘテロ(異性愛者)であれ必要なことです。
それが、あたかも「ヘテロが正しい」「ヘテロの社会が正しい」ということが当然の前提とされてしまっているから、ヘテロは自己洞察をせずにゲイやバイセクシュアルやエイセクシュアルなどなどをイジメて平然とし居直っているわけですね。

「このように生まれ」(Born this way)、「このように育った」、「このような人格」なのに、それを自己否定してしまうということは、自殺同然です。

自己洞察をしても人格は変えられないでしょう。
しかし、自分自身とうまく付き合おうとする努力はすることになります。

人は、自分自身のことであっても、よく知りません。よく解りません。
なぜならば、人の能力(意識)は所詮、有限で、一部でしかなく完全ではないからで、
同時に、人格というのは自分自身よりもはるかに巨大な環境によって形成させているからでもあります。

己を知ろうとすることを日々常々行っていることが、おとなであることとの条件です。
自己洞察は日常的に必要です。
なぜならば、己の人格は日々形成され積もっているのですから。
人格に対する積もる割合は、大概は歳を減るごとに減りますが、それでも日々積もります。ましてや、人生で一大転機となるような事態が起これば、人格にも大々的な影響が出ます。

ところが、ほとんどの日本人は、社会環境にふりまわされ、生き延びるのに必死で、自己洞察をする余裕もないですよね。
生き延びるのに必死なんて、紛争や飢餓のまっただなかにいる国・地域と同じですよね。
日本社会は狂っています。
日本は、日本人に余裕を与えません。それよりも、余裕を少しでも食いつぶして「働け」「稼げ」「カネ消費しろ」です。

そういう拝金国家で、カネを稼ぐことで世界で勝ち残ろうとし続けてきました。その綻びがますます露わになってきたうえ、この綻びによってかえって社会生産性は低下し、社会が時代に適応することも不可能になっています。

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日本人には、戸籍上の年齢だけ増えて、自己洞察のないコドモが多いのです。

己を知らないので、アイデンティティ(誇り)がありません。
その、精神のうちの欠けた部分(スキマ)を、国家主義で埋めようとし、日本人の「右傾化」が進んでいるのです。
間違った誇り(False Pride)です。まがいもの、模造品、フェイクですね。

国家主義はつまり、国家社会を当然のものと扱って、人を劣後させ国家社会の「歯車」として扱うわけですから、
社会に対する批判は失われ、「お前が悪い」という話に確実になってきます。
それでは、人は死ぬでしょうし、社会には自浄作用がありません。

そして、「お前が悪い」「俺は悪くない」のなすりつけ合いで、社会が殺伐として混沌としているのです。
同時に、自分がいかに社会に溶け込むか、生き延びるために必死で、まるで「迷彩」「ステルス」「サブマリン」のような人生を過ごしているでしょう。「出る杭は打たれる」し。
それが日本人の特徴と、原因ですね。

日本は病んで歪んでいますから、日本人は病んで歪んでいます。
日本は国家主義の封建国家ですから、日本人には誇りが備わらないし、八つ当たり、イジメの国です。
日本人は幼稚です。

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